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Kanagawa Monthly letter
2018.05.31

“HELLO!” dear my friends

201805

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?

なんとか体調も上向きになったところで、取材やレコーディングなど体力のいる仕事が続き、綱渡りの日々でした。
こんな時、頑強な体を持っていたらと無い物ねだりな考えが浮かびますが、そもそも体力に自信があったら今の思考形態ではないと思うのです。ということは、音楽の仕事にこんなに没頭できなかったかもしれません。今とは全く違った人生を歩んでいた可能性が高く…この辺で大抵もやもやと回想妄想モードに入り、そのうち、喉が渇いたから何か飲むかと想いはそれていくのです。

201805

今月は横浜という近場の旅を楽しんできました。
交通の便が良く、都内よりもむしろ近く感じる場所なのに、港町の雰囲気に旅情が高まるのです。

201805

目的は横浜美術館の「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」。
イギリスのテート・ブリテンとテート・モダンは、ロンドンに行く時は必ず寄りたい場所です。そこから絵が日本へ旅をしてくると考えると浪漫を感じます。いずれ世界の美術館全て、自宅から見られるようになるのかもしれないと思いつつも。

201805

撮影可の、「接吻 / オーギュスト・ロダン」は日本初公開。空いていたので、ゆっくり撮ることができました。良いカメラで熱心に撮影している人も多く、私もカメラ持ってくれば良かったなと(私の腕ではiPhoneとそんなに差がない写りになるでしょうが)。

201805

横浜ランドマークタワーを見上ながら、飲み物やお菓子を買って付近をのんびり散歩するのには最適な季節です。

201805

ここまで来たら、当然ポケモンセンターヨコハマへ行きますよ。

201805

そして買い物しちゃいましたよ。眼鏡ケースが、横幅がある眼鏡も収納できて使い勝手が良いです。

201805

仕事も持って行きました。
窓から下を見ると、恐怖でくらくらするのでなるべく遠くを見るようにしています。この部屋はかなり上階だったのですが、電車の音が聞こえるのです。窓が開く訳でもないのに、そんなに音が上に抜けるものかと不思議でした。

201805

真下は見たくないなと心拍数上がりながら、それでも写真を撮ってみます。

 

201805

5月4日は小野大輔さんの誕生日、密かにサプライズパーティーが企画されました。
小野Dが40歳とは!
ずっと青年だと思っていたら、大人の魅力で勝負する年齢になっていたのですね。

そして久しぶりに会ったその日の小野Dは、「Endless Happy World」の、ささやかな幸せを大事にして、周りの人達を幸せにしたい、ずっと愛ある人生を歩みたいという歌詞と重なっているなと思ったのです。素敵に成長し続けているのだな、と胸が熱くなりました。小野D初のOP主題歌、作詞を担当できて本当に良かったです。

ふと気になって、キャラクターソング以外で作詞を担当した曲を思い出してみました。

恋愛におけるチーズ的解決
LOVER’S FAITH
熱烈ANSWER
ACENDING&DESCENDING
パノラマ・ミラー・ツアー
叱咤純愛1, CHU, 3!!
MISSION D
宇宙全時代DISCOTHEQUE

みんな懐かしく、大好きな曲達です。

 

201805

成長といえば鈴木このみさん。
デビュー曲を担当した時からずっと見守っています。日比谷野外大音楽堂のライブで、このみんは堂々と弾き語りを披露してくれて感動しました。
アニサマでのエレキギターがとても格好良かったと思っていたら、アコースティックギターまで練習していたなんて、本当に努力家だなと母親のように誇らしく嬉しい気持ちです。

プロフェッショナルとして歌い続ける、表現し続けるという仕事は、華やかでありながらも険しく厳しい道を走っていかなければならないもので、たくさんのスタッフや仲間に囲まれていたとしても、根本的には孤独な戦いです。あ、でもそれはみんなそうですね。私も、我が友も、自分の人生を自分で選び完走しなければなりませんよね。それはパートナーがいても同じで、それぞれの人生を背負って生きていくのだと思います。

おっと、このみちゃんを褒めていたらいつの間にか、重い話にすり替わりそうになってしまいました。私の隣に座っている作曲家白戸祐輔さんの変顔でなごもうではありませんか(なぜその顔をしたのか問い詰めたい)。

 

201805

友よ、「マカロニほうれん荘」というマンガを知っていますか?
私が小学生の頃、夢中になったロックと青春のギャグマンガです。特に3〜5巻の女子達の絵が好きなのです。原画が見られるということで、歳が近い友人達とマカロニほうれん荘展行ってきました(ちなみに40代の友人は知らなかったので、50代以上の流行でしょう)。

201805

この真ん中の女の子、ルミたんが可愛くてもう。

201805

流れで居酒屋からバーへ。
メロンが苦手じゃなくなったので、お勧めカクテルを美味しく頂きます。

そうなのです、近年私は苦手だった食べ物、スイカ、メロン、蒲鉾、ホワイトチョコレートが食べられるようになりました。あとはチーズケーキ(フィレンツェで恐る恐る食べたものは美味しかったのでいずれ克服できそうな)、皮全般(鶏皮とか魚の皮とか、克服する気なし)、ホイップクリーム(味は好きだけど食べると3〜4時間謎の胸焼けに苦しむ、泡立てていない生クリームは平気)、肉の脂身(克服する気なし)があります。この辺はそっと残す、同行者がいる場合は食べてもらって乗り越えれば問題ないので、あまり気にしていません。ただ、好き嫌いはない!と言えたら格好良いなとは思っているので、奇跡的に食べられるようになる日が来ることを願っています。

 

“Q-MHz” of this month

201805_Q-MHz

レコーディング、取材、盛り沢山の今月、夏に向かって発表されていく予定なのです。4人全員がそろう日というのがなかなか難しく、その時は行ける人が行くことになっています。難しいだけに4人揃った日は嬉しくて、飲みに行きたくなりますね。

 

“DELICIOUS” of this month

201805

友よ、今月も衝撃の食べ物に出会いました。
その名はタコマンマ(ヤナギダコの卵巣)です。
酒の肴としては食べたことありましたが、丸ごとを見たのは初めてです。鯨肉と共に北海道のお土産としてもらいました。

201805

調理方法をネットで調べ、袋を破って中身を出し…と書いてあった通りにしてみたところ、

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猫社員ブルーもびっくりの、謎形態です。

201805

茹でて、少しあげてみましたが拒否されました。

201805

ザルに入れて洗ってみるも、正直怖いです。

醤油漬けで、知ってる形になりました。安くて美味しくて良いですね(作るのはちょっと怖い)。

 

201805

遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。
だんだん現在に追いついてきました。文章を書いていると頭の中が整理されていくのがわかります。それでも残る整理しきれない感情が歌詞の種なのかもしれません。

自室の仕事環境を変えようとノートブック用カフェテーブルを置いてみたら、猫社員の休憩所になってしまった写真でお別れです。
また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!