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Athens, Greece
2018.10.31

“HELLO!” dear my friends 

201810

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
憧れの地、ギリシャのアテネへ初めて行ってきました。

憧れならなぜもっと前に行かなかったのか? と疑問が湧き起こるのは当然です。人と出会うタイミングがあるように旅先にもそれがあり、行こうと思った時期政情不安定だったり、チケットを取ろうとするとどうしてもずらせない仕事が入ってキャンセルしたりと、なぜか計画がうまく進まない。噛み合わないなと悲しく思っていたギリシャという場所。

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今回、どうしてもパルテノン神殿が見たいという気持ちが高まり、強い気持ちで決行したのです。

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結果、大満足。本当に行って良かった!

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最初は、パルテノン神殿with自分なんて写真、申し訳なくて…とかびびっていましたが、ここまで来たらと開きなおって撮りました。

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一部工事中なのも現実感あふれていて、がっかりというよりむしろ、ああ本当に実在しているのだなあと。

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神殿と街、古代と現代、頭の中は忙しく過去と未来を往復し、哲学と神話の地に立つ感動。

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直行便がないので、フランクルフルトで乗り継いでアテネまで。空港からはタクシーで40~50分(街中で渋滞)と長い旅路、その旅の疲れも吹っ飛ぶ神殿効果。

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見ていると涙ぐみそうになり、こんなにも私はギリシャの神殿に憧れていたのかと、自分の心の動きに驚かされました。

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いくつかの遺跡を巡るための共通チケットがあり、これが便利でお得。ホテルに一番近いハドリアヌスの図書館で買いました(アクロポリス以外が空いていて購入しやすいです)。

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共通チケットを使い、ゼウス神殿へ。

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この正方形内で表現できる技術がなくて残念ですが、神が巨人が上からセットしたと考えるしかない大きさです。

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撮影位置を変えてみましたが、やはり伝えきれません。

このまま延々と私が感動した神殿物語(ひたすら柱)の写真が続いたら、辛抱強い我が友も退屈でしょうから、話を変えましょう。

 

“CATS” of this month

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友よ、猫は人間の言語をどう捉えてると思いますか?
日本語で可愛いね〜と話しかけると、外国でも伝わっている気がします。

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アテネには猫が多く、野良猫なのか飼い猫なのかは不明ですが、遺跡を悠々と散歩しています。

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近寄っても、逃げる様子もなく、

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なかには嬉しそうに尻尾や頭をすり寄せて来たり、写真を撮ろうとしても全然ピントが合わないくらい近寄ってくる猫もいました。

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猫好きとしてはとても嬉しいのですが、自宅の猫社員達を思い出し、夢のような場所にいるのに飛んで帰りたくもなります。

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猫に興味がない人に、勝手な生き物で面倒みてくれるなら誰でもいいのでは? と言われることがあります。そういう部分もありますが、一緒に暮らしてみると、とても愛情深い生き物だということが実感できると思います。

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犬のように伝わりやすい健気さ忠実さではありませんが、自分より何倍も大きな生き物(人間って猫から見たら怖いくらい大きいですよね)を信頼して、そっと寄り添ってくれる姿は、愛おしいものです。

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アテネの猫達、人が近寄っても怖がらないということは大事にされているのでしょう。穏やかな表情でのんびり散歩している猫を見るのも楽しいことでした。

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パルテノン神殿へも登る健脚、負けてます完全に。

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猫と神殿の写真を眺め、

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ビールを飲む、良き旅でした。
エーゲ海の島々を巡ってみたいのですが、激しく船酔いする体質なので、どう旅したら良いのか悩み中です。

 

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遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。
アテネは美しい観光場所と、少し荒んだ場所の落差に驚かされた街でもありました。

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びっしり落書きされた電車の中での緊張感、店の前でいきなり用を足し始める路上生活者、強引なタクシー。自分の身は自分で守らなければと、肝が冷える場面もありましたが、パルテノン神殿をこの目で見られた喜びで、この地は素晴らしかったという最終的な感想となりました。

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では、私の中でギリシャとどう結びつけたら良いのか判断に困った土産物屋の栓抜き写真でお別れです。
また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!