遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
3月のポルト編、前回の続きを書きます。
そうそう、この帽子はポルトの陽射しが意外と強かったので、現地で買いました。
ポルト観光、目指すはレロ書店(Livraria Lello)です。
ハリー・ポッターのモデルにも使われ、世界の素晴らしい書店のひとつだそうです。
書店に入るチケットを、少し先の角にあるビルで買います(最初手前の全く違う店の前で待ってしまいました)。
地下のチケットセンター、標識がたくさん!
オブジェなのか、実用なのかは分かりません。
5€、これは買い物に使えるそうなので、何か買いたいものがあれば実質入場料は無料ですね。
午前中に行きましたが、かなりの列になっていたので、しばらく並びます。
15分くらい待って入店すると、中も大混雑。人の映り込みを避けて撮影するのはとても難しい!
小さい書店ながら、壁一面天井まで本が並び壮観です。
天井のステンドグラスから、柔らかい光が入り落ち着く空間。
ディスプレイもアートのように、目に飛び込んできます。
読めない本ばかりだとしても、本屋にいると落ち着きます。
撮影可、騒ぐ人も無くみんなそれぞれ楽しそうに写真を撮っていて、良い空間でした。
入場券を使い買い物、エドガー・アラン・ポーの本とグッズを買いました。
歩いていると、段々気温が上がり暑くなってきます。
面白おじさん像があったので写真を撮っていたら、遠くから誰かが私を呼んでいる…?
写真を撮ってくださいとのことでした。私は旅行中、道を聞かれる&写真を頼まれる回数がかなり多いと思います。大勢の観光客の中から何故私をと思いつつ(この謎は後日たたらじで、心のシャッター開けっ放しだからという理由が判明しました)。
のんびり散歩していたら、小腹が空いてきました。
パステイシュ・デ・バカリャウという干し鱈のコロッケ。甘いポートワインと。
どこにでもあり、お菓子屋さんでも売っています。
前回も思いましたが、生クリームよりカスタードクリームのお菓子が多いのは助かります(生クリーム苦手派)。
オイルサーディンの缶詰めが売っているお店がとても可愛いのです。今回手荷物のみでロンドンに移動したいので、預けなければならない液体のお土産は諦めます。
お土産はTシャツにしました。ステキなデザインなのにお値段控えめです。
Lufa Lufa
R. das Flores 255, 4000-069 Porto
友よ、高い場所平気ですか?
私は、屋外、高い人工建造物というのがとても怖いのです。
(屋外高所恐怖症が発覚した記事→ [Singapore] おっさんトラベラーズ(オバハンもね))
クレリゴス教会に入り、塔にも上れるとのこと、その時は軽く考えていました。
http://www.torredosclerigos.pt/en/
宗教的な濃いセンスは謎だなあ、など考えつつ呑気に写真を撮っていました、しかし…
延々と続く石の階段を昇り続けてみると、石の間から見る景色は高さがとても恐ろしく、なるべく見ないよう写真を撮り涙目で急いで降りました。
丘や山、ただ高い場所なら大丈夫なのです。人工の建造物というところが恐怖のポイント、鉄筋も石造りも変わらず怖いということが分かりました。
教会のショップで、ぐったりしながらもペンダントヘッドを買い、恐怖を紛らわせます。
川の方で見かけたケーブルカーにも乗ってみたかったけれど、下を見る勇気はないでしょう。
遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。
この後、ロンドンへ移動した話は後日お届けします。
鳥さんがまっしぐらに私に駆け寄り、持っていたお菓子を狙われた写真でお別れです。
また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!