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Taichung, Taiwan
2020.02.26

“HELLO!” dear my friends 

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
ランタンフェスティバルに引き続き、台中の旅です。

今回の旅のテーマは、「公共交通機関で移動する」です。
タクシーだとあっという間に着く場所へ、バスを駆使して行ってみる。

バイクや車移動が多いのか、駅に行くバス以外は空いていました。
乗車時、下車時にSuica的なカード悠遊卡でタッチ。

毎回こんな単純なことでもドキドキしてしまいます。

バスのアプリと、時刻表と、Googleマップの時間と、全部違ってどれを信じたら良いのか分からなくなってきますが、アプリを信じる方向で乗りました。

と言うわけで、バスで彩虹村(Rainbow village)という場所、黄永阜さん(96歳!)が描いたアートで彩られた一角に行ってきました。

自由に自宅をペイント、今や大勢の人が訪れるようになったようです。

陽射しも色も強烈。

暫くいると、目が馴染んできます。


馴染んでいるのか、浸食されているのか。

強烈な空間。

日本人もカラフルに変身。

マンゴーって危険なんですね。

謎のエネルギーに圧倒されました。

電車で、彰化扇形車庫へ。

1922年に建てられ、今も車庫として使われていました。
第一印象は「機関車トーマスの車庫!」という鉄道に関して浅い知識の私ですが、何かが心をかき立て大興奮です。

この何かとは、一体。

バスに乗ってみたくなったり、最近乗り物への愛が強くなってきた気がしています。

近辺で大好きな豆花。

家で再現したくて作ってみたりはしているのですが、豆乳の味が違うのか、どうも今のところ甘い冷や奴汁の域を脱していません。
さらなる研究が必要です。たくさん食べなければ!

道禾六藝文化館。

午前中に行ったらとても静かで、

しばらくぼんやりしてしまいました。

かつて刑務所があった場所、今は武芸の教育場となっているようです。

近辺にアート、

大きな木が道に普通に伸びていたり、良い雰囲気。

歩いて台中州庁(台中州廳)。

中庭の解放感!
ここでさらにぼんやり。

向かい側の、カフェになった旧市役所の建物で、猫なピーナッツのかき氷を食べました。

冷たいものが苦手なので、全部食べ切るために喉をカラカラにして挑みましたが、少し残してしまいました…申し訳ない。

重量感がかき氷というか削りアイスクリーム。私にはかなり大きかったです。

可愛いしかない宮原眼科へ。

たくさんのお菓子、カフェ、アイスクリーム。

天井が高いことと、

店内の素敵さに興奮して、

今ひとつ写真が上手く撮れません。

お土産をたくさん買ったらカステラをくれました(素朴で美味しい)。

パッケージもみんな可愛すぎてこのまま取っておきたい!

甘い物の話が続きましたが、ご飯類もしっかり食べました。

台湾にいると、5食くらい食べてしまいます

そして臺中國家歌劇院、外観も素晴らしいですが、中も素敵です。

台湾製の色々な雑貨を売っているお店があり楽しい。
この辺もバスで巡りました。

旅の記録というのは、どの部分を書くかで、その人らしさが出るのでしょうね。たくさんの写真を前に、いつもどこを略するかに悩んでしまいます。

これは、仕事上の習性かもしれません。たくさんの素材から、限られた長さの中どこを切り取って表現するのか。鍋の中に色々な具材を入れ、漉して漉して、透明な美味しいスープを作るような。

作詞には色々なやり方があると思います。
私は、1曲に対してアイデアが複数浮かぶ中、足すのではなく引くことも大事だと考えています。

色々なアイデアから出汁を取り、そこにふわりとテーマを浮かべる。
多くの具材を複雑に調理したとしても、最終的には澄んだものにしたいのです。複雑な工程が分からないような。

気付いた人だけが辿れる香りを残し、入り口はシンプル、解釈はディープ、そんな言葉の組み合わせを心がけて作った曲達を、楽しんでもらえたらと考えています。

おっと、話が仕事へ向かってしまいました。
遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。

彰化扇形車庫にて撮った写真を見て、既視感を感じ、

これは…Pokemon GOでは!と気付いた写真でお別れです。

また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!