…a letter for you!
遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
スペインのバルセロナへ行ってきました。
完成前のサグラダ・ファミリアが見ておきたかったのです。2026年に完成予定とのこと、これは早めに行っておこうと旅立ちました。
今回は10月〜11月にかけて訪れ、巡った場所も多いので何回かに分けて書きますね。
バルセロナへ到着日、快晴の街を歩いてホテルへ付いたら荷物を置き、すぐサグラダ・ファミリアへ向かいました。
現れるサグラダ・ファミリア!
どう撮影したら良いのか途方に暮れるほど大きいので、
一緒に写るのが難しいのです。
首が痛くなるまで見上げ続けて写真を撮りました。
見学は到着日の次の日、チケットは、公式サイトからオーディオガイド付きを予約済み。
https://sagradafamilia.org/en/tickets
また熱心に撮影。
中に入っても、上を見続けるので首が痛いです。
一体自分が何の中にいるのか。
これを人が作り続けてきたとは信じがたく、ある日突然現れたような気さえするのです。
さて、ここで何度も繰り返している大失敗を書かねばなりません。
私は人工の高い建築物の屋外がとても怖いのです。
なのに、好奇心でつい高い所へ行ってしまいます。
今回もサグラダ・ファミリアの受難のファザードという塔へ、うっかり上ってしまいました。
エレベーターで65メートル。上昇中に段々怖くなってきて、着いた時にはもう大後悔です。
なるべく下を見ないように、涙目で写真を撮り、
終いには怖さに泣きながら階段で地上に降りるという…私の前後にいた人は、さぞかし不気味なアジア人だと思ったことでしょう。
やっとの思いで地上に着いた後、あまりに辛くてスーパーマーケットで慰めの寿司と枝豆を求め、
食べ終わる頃にやっと自分を取り戻しました。
全部勢いよく食べてしまいましたが、寿司の上に乗せた緑色のものはワサビというより強烈な青唐辛子の味がして、しばらく口の中がヒリヒリしました。
遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。
偉大なサグラダ・ファミリアの足元にある自動販売機とゴミ箱は意外と普通だった写真でお別れです。
まだBarcelona編は続きます。
次の手紙までお元気で。
ごきげんよう!