A letter for you!
“HELLO!” dear my friends
遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
引き続き、スペインのバルセロナです。
世界史と地理が苦手だった私の知識は偏っていて(旅行の度に勉強し直す羽目に陥ってるので学生の自分をどついて勉強させたい)、スペインの知識の多くは、青池保子先生の「アルカサル – 王城 – 」、「エル・アルコン – 鷹 – 」からきています。
青池保子先生の漫画には船の素晴らしい描写も多く、何かその辺にちなんだものも見てみたいなと、海洋博物館(Museu Marítim de Barcelona)へ行ってみました。
船酔いするので乗るのはためらいますが、見ているだけならとても格好良く、人類の浪漫を感じます(男の浪漫と限定してしまうのはもったいない)。
私の嗜好から、全ての乗り物は宇宙の海原へ…という妄想へ繋がるので、実際の歴史から心が逸れがちではあります。
その船で働いていた人達の待遇と思うと、一気に気が沈みますが。
海洋博物館は天井が高い広々とした空間。人も少なくて落ち着きます。
小さな船、ヨットだったら操縦できるでしょうか?
いや、酔ったら逃げ場がないのでやめておいた方が良いでしょうね…。
外の暑さに比べ、エアコンが程良く効いていて、しかも静かなので眠気に襲われます。
聴いているオーディオガイドが英語だったせいもあるかもしれません。
座ったら居眠りしてしまいそうなので、必死に撮影で気を紛らわせて外に出ました。
泳ぐには水が冷たそうですが、半袖でもそんなに寒くないです。
カモメがたくさん、食べ物を持っている人には群がっていて怖いので、おやつのナッツをリュックの奥底へしまいました。
ここはプラヤ・デ・ラ・バルセロネタ(Playa de la Barceloneta)という海水浴場。
自転車を走らせたくなる通りでした。
友よ、旅先の市場での買い食いは好きですか?
ええ、きっと好きだと言ってくれる気がします。
軽食とジュースやフルーツで、気軽に小腹を満たすことができるので助かります。
フレッシュジュースは、パパイヤ&ココナッツなど日本ではあまり見かけない好みの味が手軽に飲めて嬉しいです。
並べ方も可愛く、油断すると軽く食べるつもりが、かなりお腹いっぱいになってしまいます。
美味しいハム類、日本に持って帰れなくて残念です。食材のにこやかなキャラクターを飾るセンスは、日本でも見かけますが世界共通なのでしょうか…。
遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。
串焼きだけ見ていると、日本にいるような写真でお別れです。
バルセロナ編は、長いけれどあと少し続きます。
では次の手紙までお元気で。
ごきげんよう!