8月13日の誕生日、50歳の時から毎年人生について考えたことを書いています。
自分自身の心の声を聞くこと。
自分自身の心の声に率直でいること。
「8.1.3 の謎を解明する人生」より
その時に決めたこの2つが、今のところ人生の指針です。
55歳になった現在、上記のことにある程度忠実に生きていると思いますが、残り時間について考えてしまいます。
思った通りに動けるうちに、心身共に余力があるうちに心残りのないよう音楽を作りたい。私は健康に自信がある方ではないので、シビアに考えなければなりません。
今後数年の計画は立ててみましたが、それが上手く実行できるかはわかりません。人生は想わぬ波に流されるもの、予定通りには行かないでしょう。
コロナ禍で東京は緊急事態宣言の現在、私の生活は単純です。
音楽の仕事をして、自分の音楽を作って、本を読む。
後は世の中が落ち着き旅に出られるようになればと思います。
好きなことに向き合い、他人に何かを求めず生きていたい。
自分の中の理想を追い、自分が目指す高みに手を伸ばしたい。
誰といても、結局自分の人生を生き抜くには自分の力しかなく、自分の力で生きるという誇りが、儘ならぬ流れに痛む心を支えるのかなと思います。
そして今日、今の想いを全て込めた新曲「蜿蜒 on and on and / 砂海パラソル」が発売されました。同時にランティスから以前発売されたオリジナル楽曲たちがサブスク解禁です。
https://lnk.to/000149
去年創った「毀レ世カイ終ワレ」で創りたかった世界のひとつが完結したように感じ、それ以来心の一部が脱力していました。
2017年の「8.1.3はそもそも謎であるのかと考え直す人生」で書いたように、世界の終わりという自分が追い続けたテーマを手放した私が次に追うことになったのは、どうやら「魂の放浪」「痛みとの共存」のようです。
これらのテーマについて、私の胸が何かを生み出したくてざわめいています。我が心の音友へ、これから生まれる曲をお届けするのが楽しみです。
応援したいと思ってくださった方は、曲を買ったり聞いたり、YouTubeチャンネルを登録したり、noteにてたたらじ / 感情言語化研究所を応援して頂けると嬉しいです。
畑亜貴の弱り目に祟られろ!レディオ或いは感情言語化研究所、現シーズンはタイトル通り言語化以前の感覚を言語化してみる感情言語化研究所でもあります。このテーマに興味のある方は是非聴いてみてくださいね。
こんな私を気にかけてくれて、ここを読んでくれて本当に嬉しいです、ありがとう(文末の thinking about my life タグで、迷い多き人生をまとめて読むことができます)。
ではまた一年、魂の放浪を続けます。