近くて遠い我が友よ、お元気ですか?
配信中の「鏡の名前 – 懐古庭園 Vol.05 -」、CD版発売記念として「眠りの大使 AYAKASHI ver.」ミュージックビデオ公開です。
MV撮影の模様をお届けします!
今回は那須千本松牧場で撮影させて頂きました。
そう、お馬さん登場です。
とても賢く優しいお馬さんが撮影に協力してくれたのです…嬉しい!
下半身が映らない時は、着物を汚さないようにビニール巻き。
待ち時間、カメラマンの久木さんと撮影。足元は野鳥の会の長靴、羽織は自前です(着る機会がなくてやっと出番が)。
今回のMVは、「恋すれど」でもお世話になった、池田暁監督にお願いしました。元曲にはイソップ物語「塩を運ぶロバ」のイメージがあるとお伝えしたら、池田監督から和風ホラーなストーリーを頂き、その方向へ行く意外さをとても面白く思い編曲を映像に寄せることにしました。
どう寄せようかと考えていたら、モーリス・ベジャール振付のバレエ「ボレロ」のイメージが浮かんだので、西岡正通さんに AYAKASHI ver. として編曲をお願いする際、ラヴェル作曲「ボレロ」のようなリズムと盛り上がりが欲しいと伝えたのです。
結果、とても素敵な音と映像になった! と、思っています。映像から刺激されてサウンドを作るのも楽しいですね。
玉藻の前なって矢を受ける人生、想像外でした。
音も映像も大勢のスタッフに支えられて完成、毎回本当にありがたさを噛み締めています。創作への情熱を分かち合える、曲や映像の制作過程がとても好きです。
アヤカシ畑亜貴を退治する役の小山弘訓さん。
お見事な乗馬、殺陣を披露してくださいました。
襲われる娘さん役の田実陽子さん、玉藻前のスタント阿蘇早苗さん、小山弘訓さんと撮影。
田実陽子さんは虫が蠢く大地にずっと横たわってくださったり、阿蘇早苗さんは颯爽と木々の間を駆け抜けてくださったり、役者さんって凄いな…と鈍臭い私は敬服しきりでした。
遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。
MV撮影の様子はいかがでしたか? 楽曲共々楽しんでもらえたら嬉しいです。
また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!