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Zushi, Kanagawa
2022.02.10

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
今月で借りていた神奈川県逗子市の部屋を引き払いました。

そう、海に近い部屋に住みたいという夢を叶えた1年間でした。

自宅はそのままで別拠点を検討中に考えた条件は以下。

1. 自宅から部屋まで乗り換え込みで2時間、できれば1時間半以内。
2. 部屋から海まで10分以内。
3. 食事は外食、周囲に店が多い場所。
4. 近所との交流無し。

鎌倉、伊豆、熱海など検討して、最終的には子供の頃から20代初め頃までよく遊びに行った逗子、葉山辺りが候補地に。

物件は3ヶ月くらい探し続け、条件に合いそうな物件が出た時申し込みました。

リモートワークの増加でこの辺の物件が人気となり、なかなか空き室が出ないとのこと。確かに探している時、ちょっといいなと思った部屋がすぐ消えているので、私も決まるまでに思ったより時間がかかりました。

久しぶりの引っ越し作業にときめき、違う部屋に通うのにときめき、そして海へ遊びに行くのにときめき…。

楽しかったけど終わらせたのには理由があります。

1. 部屋の掃除やゴミ出しが気になる。
2. 旅が多くてなかなか行けない月がある。
3. 排水溝の匂いが気になる。

1はゴミの分別が細かい地域なので自宅まで持ち帰ったり、久しぶりに行った時はまず掃除、という手順が少し億劫に感じたり。

2は、金沢のホテルを1ヶ月借りていた時に、行けないことになぜか後ろめたさを感じてしまいました。

そして3。毎日使わないからだとも思うのですが、バスルームの排水溝が少し匂うのが悲しかったです。

この後、他の地域への引っ越しも考えつつ、ホテルの長期滞在も経験。結局は行きたい時に行きたい場所のホテルに居たいだけ泊まるのが一番楽だと実感してしまいました。

真剣に今後の二拠点生活を考えていたけれど、自分の性格と生活スタイルから、別荘や別宅は持ち重りしそう。

今回の賃貸物件で海の近くに住むというひとつの夢が叶い、二拠点生活という夢が消えました。別荘や別宅を維持している人を尊敬します…私にはその気力と体力がありませんでした。

私にあるのは、ふらふらと放浪したい、わくわくと冒険したい想い。固定の拠点をもうひとつ継続するのはあきらめて、時々のホテル暮らしを楽しもうと思います。

近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。

海が好きではしゃぎ過ぎた写真でお別れです。

また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!