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Asakusa, Tokyo
2022.05.06

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遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
今年のゴールデンウィーク、平日の2日と6日を休むと10連休になるそうです。とは言っても私の仕事にはあまり関係なく、出かけたりレコーディングしたり、いつもと変わらぬ日々を過ごしていました。

いや、ひとつだけ特別ないつもと違うことが。浅草演芸ホールに行くという体験です。どういう経緯があったのか、書いてみますね。

その日私は落ち込んでいたので、浅草の舟和にあんみつを食べに行きました。

大抵の落ち込みは、あんみつで解決できます。この日は白玉を倍量追加、10個ずらりと並ぶ白玉で癒やしの見た目に。

かなり気分が上がってきたのですが、何か物足りない気もします。いつもと違うことがしたい…ふと思い出したのは、サンキュータツオさんと居島一平さんの漫才コンビ「米粒写経」の告知。Twitterで見かけたそのお知らせの場所は浅草だったような。調べてみると、ちょうど今日が出演日。しかも私の身体が空いている時間と一致。これは行くしかない。そして後日ラジオの収録で会った時に「実は見てたよ」と驚かせたい。

後日談:ちなみに舞台から見えたというか、入り口で撮った写真に映りこんでいて、見に行ったのはあっという間に気づかれていました…。

会場の浅草演芸ホールでは一日中多数の芸人さん達が出演。出入りのタイミングがあるようで、19時にどうやら切り良く入れそう。それまで、メンチカツを食べたり、回転寿司を食べたり、観光客らしい行動に専念。

Googleマップで調べて向かったのですが、迷ってしまいました。演芸ホールという普段出入りしない場所をどうやら目が認識しなかったようです。ぐるぐる周囲を回り、疲れてユニクロのトイレに入って出たら目の前がまさに目的地でした…。

出演者の札、木の新旧でキャリアが分かるということでしょうか。

初めての場所なので、チケットの買い方が分かっていません。人が並び始めるのを待ってから、その後ろに何気なく並んでチケット購入と入場成功。

その時の様子は、ラジオ「感情言語化研究所 / 猫舌TeaTime 070」で語ったので良かったら聞いてみてくださいね。

私が観たのは19時〜20時で、以下のプログラムでした。

落語:柳家喬之助
落語:入船亭扇遊
漫才:米粒写経
落語:五街道雲助

スポーツに疎いので、米粒写経の野球についての話はよく分からなかったのですが、八甲田山ネタで爆笑。たたらじでのサンキュータツオさんとはまた違った芸人として舞台に立つ時の面白さ、いつも家でむっつりしている父親の仕事場に紛れ込んだら軽やかに仕事をしている様子に驚いた、といったような、こそばゆい楽しさがありました。

今まで行ったことがない場所での体験で、もやもやとしていた気持ちがすっきり。

寄席で憂さ晴らしという、古風な場所で私にとって新しい方法を見つけました。

浅草の赤成分は、夜も素敵ですね。

吾妻橋からはスカイツリーが。

高い場所が怖いので、きっと上ることはないと思います…。

ライトアップが観光地らしいなと。

この辺のホテルに泊まってみるのも楽しそうと、ふと思いました。

近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。

最近お酒を飲む機会が減って、久しぶりなホッピー通りの写真でお別れです。

また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!