Blog
Hamamatsu, Shizuoka
2022.09.30

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
撮影で浜松へ行ってきました。

撮影の模様、詳細は後日お届けするとして、浜松の旅について書きますね。

1日目は曇り、屋内が多かったので撮影は順調に終わりました。

撮影疲れを温泉で癒しきれず怠さを抱えた朝。なんとかしたいなと揚げ物に挑んでみる。

食べると血流が良くなって少し元気になります。

窓の外を見ると暑くなりそう。寒さ対策はしてきたけど暑さは想定していませんでした。結局夏日となり撮影中ぐったりと元気がなくなっていったのですが、そんな私の救いは道の駅や産直市場。

アグリス浜名湖ふれあい市場へ、スタッフ全員を強制連行。

今回のメンバーはカメラマン久木亮彦さん、デザイナー水口智彦さん、ヘアメイク伊藤吉範さん、エンジニア大野瑞稀君(動画撮影での参加)、うちのマネージャーで私を含め6人。私の道の駅行脚にいつも付き合ってくれてありがとう…

つるやのみそまんじゅうを購入。

めだかの前で何やら考え込む風情のエンジニア大野君。おみやげ…?

さて、次へ向かいます。

小さな道の駅るぴなすの畑へ。

野菜や手作り雑貨、手作りのスイーツなどがあり、小さいながらも楽しい店内。

私は野菜と果物とクッキーを買いました。

さらに移動、ファーマーズマーケット三方原店へ。

ここが一番広く、品揃えが多かったので大興奮。つかさのみそまんじゅうから始まり、野菜や果物をカゴに入れまくります。

マンゴー、ゴーヤー、グァバなど南国で見かける作物たちも並んでいました(マンゴー甘くて美味しかった!)

並んでいる品をみて、ふと気になったお平パン(おひらぱんと読むようです)。

小麦粉、卵、砂糖という原料を見ると、きっと素朴な味。ということは好きな味かもと、買ってみました。

このお平パンを食べて、プルースト効果が。

子供の頃、杉並区の阿佐ヶ谷に住んでいた時のことを思い出しました。パールセンター近くのパン屋さんで、みそぱんという固い平らなパンがあったのです。パンと言うよりはビスケット。子供の自分からしたら大きなパンのように感じていましたが、実際は直径10cmくらいなのでは。私はこのパンが好きでよく食べました。安くて(20円〜40円くらいだったような)子供がこっそり買い食いできる値段だったのです。

大人になって地方に旅した時、たまにみそぱんという名前のパンを見かけ懐かしい気持ちになり買ってみるのですが、私の知っているみそぱんの味と違う。あのみそぱんは何だったのだろうと、心の片隅に引っかかっていた謎が今解けました。私のみそぱん=お平パンの味です!

お婆さんが店頭に立っていたあのパン屋さんは随分昔になくなったので、もう二度と味わうことがないのかもしれないと少し寂しく思っていたら、お平パンに出会えました。

あまりに局地的&個人的過ぎて分かちあえないだろうとは思いつつ、この衝撃と喜びを我が友には伝えておきますね。

近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。

上のメイク後写真とこのメイク前写真、ヘアメイクさんのプロの技は偉大だなと分かる写真でお別れです。

また書きますね、それまでお元気で。
ごきげんよう!