遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
ロンドン、バース、バーミンガム、リバプールと電車で巡った今回のイギリス旅行も終わりに近づき、ロンドンヘ戻ります。
リバプール・ライム・ステーション駅(Liverpool Lime Street station)からユーストン駅(Euston station)へ、
Virgin Trainsで向かうのです。
終着駅という言葉が持つ、ときめきと寂しさは何でしょう?
ときめきは、遙か彼方へ冒険したぞ我は!という達成感?
寂しさは、ここで旅にひとつの区切りがついてしまう、もしくは帰途が視界に入ってしまう自由の終わり感?
着いた時は馴染みのない街に、去りがたい気持ちが生まれ、離れながらまた来る日を想う感情の揺らぎ。胸が痛むような嬉しいような、この感情を味わうと生きている実感が湧きます。
胸の痛みを和らげるために、1等車のチケットを購入。
軽食が出るそうなので、
まずは紅茶を。
そしてあまり空腹ではなかったのでフルーツとヨーグルトを頼みました。
晴れたり急に雨が降ったり、GORE-TEXのコートに助けられたイギリス旅行。寒さにめげた時もありましたが、その天気の変わり具合にも今は名残惜しさを感じます。
続いてユーストン駅からヒースロー空港までの道のりも書いてみますね。
駅は一部工事中。タクシーで空港に向かうのが楽ですが、荷物も小さいのでバスと電車で向かうことにしました。
まずはバスでパディントン駅(Paddington station)へ。
日本の交通機関の正確さが凄すぎるのでしょうが、国外のバス亭では常に「本当に来るのだろうか」という不安に襲われます。
定時ではないものの、無事にバスに乗車、途中工事による路線変更の案内がありましたがパディントン駅へ到着。
パディントン駅も工事中。
次に来る時には、どうなっているのでしょう?
ロンドンの駅は、トイレなど古い施設に行く時に階段しかない場所も多いので、エレベーターかエスカレーターが増えていると荷物のある旅行者にはありがたいなと思いました。
ヒースロー・エクスプレス(Heathrow Express)に乗り、ヒースローセントラルステーション駅(Heathrow Central station)へ。
15分で到着、やっぱり早い!
今回の旅はここで終了。もっとイギリスの鉄道に乗ってみたくなったので計画してみます(※この後コロナ禍で海外旅行中断)。
近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。
私の気に入っているぬいぐるみが山盛りになっていて、くらくらときめいた写真でお別れです。
また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!