遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
今までの特急あずさで松本へ行き、松本城を見学に続いて、今回は松本の街のことを書きますね。
降り立った松本駅前には可愛いバスが。ホテルまで乗ろうか考えていると、
そば処が目に入りました。
駅そば、立ち食いそば好きとしては店に吸いこまれてしまいます。
身体も温まったし、街の和菓子屋探訪家としての使命もあるしで歩いてホテルに向かうことにしました。
身体が冷えそうだったのでソフトクリームは食べなかったけれど、開運堂で買った和菓子も洋菓子も美味しく、特にピジュトリー塩味が気に入って帰りもおみやげ用にたくさん買いました。寒くない時期に訪れたらぜひ食べたいソフトクリーム、ロボットが作るとはいったいどんな…。
街は意外と雪が少なく、道路には全然積もっていません。
次なる野望は松本なわて通りでたい焼きを食べたい。
食べ物の話ばかり書いていますね。
でも、たいやきふる里の“北海道産の小豆と3種類の国産砂糖を使用したあんこをお腹にたっぷり敷き詰め、パリッとした生地で包んだ定番のあんこたい焼き。今では珍しくなった天然の「一本焼き」です” という説明を読んだら、絶対食べたくなるでしょう。
ビールやウインナーにも心惹かれますが、ここは自家製のあんこ一択で。再度冷えてしまった身体がまた温まる美味しさ。
さらに歩き、駅から少し距離があるかなと思っていた松本ホテル花月、食べ物に釣られながらあっという間に到着した印象です。
部屋が寒くないか心配でしたが、エアコン2台に加湿器もあり、
松本民芸家具が調和した良い部屋。
ここで、翁堂本店で買ったたぬきケーキを食べました。たぬきケーキ、今はあまり見かけなくなったバタークリームが使われています。
私は生クリームが苦手なので、バタークリームのケーキとは珍しいと喜び勇んで購入。素朴で懐かしい味、子供の頃に食べたクリスマスケーキを思い出しました。紅茶と共に少しずつゆっくり食べると甘い物をしっかり食べた満足感があり、クリスマスの次の日、スポンジが少し固くなったケーキを食べながら読んだ本(おそらく少女向けの全集)、濃いピンク色の装丁のことまで蘇ってきました。
そういえば、繰り返し読んだあの本達はどういう全集だったのだろうと調べたら、画像が挙げられていて一瞬で時が巻戻り、岩崎書店の世界少女名作全集だったことを知りました。
雪がないと思っていたら、夜になると降り始め、
吹雪いてきました。
最初は風情があるなと思っていたけれど、
寒さが増し、散歩なのか遭難なのかわからなくなってきたので撤収。
それでも日中は気持ち良く晴れて、
滞在中は過ごしやすかったです。
甘い物の話ばかりだったので、塩っぱい食べ物の話も。漬物たくさん買いました。
ホテルのレストランで食べた軽めの夕飯も美味しく、
また甘い物に戻るけれど、ホテルに併設、喫茶室八十六温館のプリンも美味しかった(ホイップクリームは抜いてもらいました)。
松本でクラフトビールに出会った喜びは大きかった!
旅先での大いなる楽しみ、その地のクラフトビール。松本ブルワリー中町店、本町店、どちらも素敵でした。
松本の街、散策の様子を動画でも楽しんでもらえたら嬉しいです。
近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。次回で松本編は終わりです。
また書きますね、それまでお元気で。
ごきげんよう!