遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
電車で巡るイギリスの旅、バース・スパ駅からソールズベリー駅(Salisbury railway station)へ向かいます。目的はストーンヘンジ(Stonehenge)を見ること!
天気は残念ながら曇りがち。
ときどき晴れ間が見えたり、予想がつきません。
1時間弱でソールズベリー駅着。駅前から観光バスが出ていて、そこでバス+ストーンヘンジのチケットが買えるという情報が当たっていて良かった。
事前情報で使用可なはずのクレジットカードは、機器の故障で使えるのは現金のみでした。地方を旅する時は現金を持っていくという原則に従っておいて助かった…。
曇り、雨、晴れと忙しい空模様。
バス車内では各国語でのガイドが聴けるようになっていて、今通る場所の解説をしてくれるけれど必ず途中で音声が遮られてしまう仕様。
日本語での最終チェックは無かったのかこれまた機器の故障か、くつろぐ牛達を見ながら微妙な気持で30分くらいの道のりを耐えます。
インフォメーションセンターの裏手に到着。バスの時間は決まっているので帰りの時間に気をつけてとの注意しながら、運転手さんが人数分のストーンヘンジ入場チケットを持ってくるので受け取って進みます。
歩いても行けるようですが、さらにバスに乗り換えてストーンヘンジへ。
また雲が出てきたので、晴天のストーンヘンジは見られないだろうと思いつつ、期待が高まります。
遠くに見える石にときめきながら、
ストーンヘンジへ。
やった!
いつかは見てみたかったストーンヘンジ!
ついに来たぞ、ここはさすがに自撮り案件だろうと撮影。
来る前ストーンヘンジに行った人達に感想を聞いてみたところ、酷評が多かったのです。
狭い、小さい、単なる石。
単なる石とは手厳しいと思いましたが、自分の胸の中にその石への浪漫があれば違って見えるかもと考え、実際私には単なる石に見えなかったのです。
この場所にこの形の石を置いた意味、遠い昔になにかしら大事なことが行われていた、そして失われた。その意味が邪悪な意味ではないことを願いつつ眺める石。
確かにただの石でもあるけれど、遠い地までやってきて、この不思議を自分の目で確かめることができて本当に良かった。
雲の流れも変わり、青空が見える瞬間も素敵でした。
またバスに乗ってインフォメーションセンターへ戻ります。
戻る頃に晴れてくるとは。
少し悔しいけれど、雨じゃなかったし、
美しいインフォメーションセンターが撮れたし、
充分良い天候だったと言えるでしょう。
遠い地で、言葉が堪能ではないのにここまで来られて安全に観光ができた。
一人旅にこれ以上望むことがあるでしょうか。
ツナサラダが口に合わなかったなど些末なこと、新鮮な(多分)野菜が食べられるだけありがたいことです…。
荷物に空きが殆どないので、慎重におみやげを選びました。
ロックテイストなデザインが多かったです。
近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。
ロックなデザイン…石…駄洒落?と思った写真でお別れです。
旅の続きはまた書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!