Blog
Bath town
2019.09.30

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
電車で巡るイギリスの旅、バースでの観光について書きますね。

バースは観光の街、温泉の街。

街並みは綺麗で落ち着いた雰囲気があります。

ローマン・バスの向かい側にあるバース寺院(Bath Abbey)

ステンドグラスも天井も、完成までの労力と資力について想いを馳せてしまう素晴らしさ。

アジア圏とは種類の違う濃密さを感じます。

無理に例えると汁物の感覚の違い?
旅行中、メニューの中にコンソメスープ的な物を見つけて、これはあっさりだろうと頼んだらパンとチーズがたっぷりと浮かんでいた時に呟いてしまった「濃い…」に近いというか…うまく表現できていないですね。

そして目の前の屋内市場、ギルドホールマーケット(Bath Guildhall Market)へ。

急にじょうろが欲しくなるくらい日用品が可愛い。

読めなくても本を表紙買いしたくなります。

缶詰とか瓶詰めとか、小さいスーツケースだから今回は買えないなと思うと余計に欲しくなったり。

物欲は帰りの空港で発散させようと、見るだけを貫きました。

街にも素敵な店があり、帽子好きとしては通り過ぎることができずに凝視。

ゴミ出し場まで可愛いなと目が街を愛でたがっています。

歩いた先にはサーカス(The Circus)、イギリス人設計士ジョン・ウッドが手掛けた円形のタウンハウスで、1768年に完成したジョージアンを代表する建築だそうです。

人が住んでいると思うと撮影に躊躇いがありますが、通りすがる観光客は皆撮っているので特に禁止されてはいないのだろうと解釈。

さらに先にある世界遺産ロイヤル・クレッセントへ。

ここは先述のタウンハウスを手掛けたジョン・ウッドの息子が担当したとのこと、親子で長年かけてこの様式の建物を作る人生、その壮大さと自分との接点がなさすぎて偉業への感動しかありません。

気が抜けてしまって、ぼんやりとスーパーマーケットで食料調達。

色々な種類のフムスから選べる幸せ。

突然の雨。
こんな時に限ってコートではなくカーディガンを着ていたのでずぶ濡れです。靴はゴアテックスなのに悔しい。

旅先で、単独なこともありあまり夜は出歩かないようにしているのですが、

バースの街は治安が悪くないと聞いたので、少しだけ散歩。

警戒してはいたけれど、確かに大きな通りに不安はありませんでした。

色々楽しんだバースとは明日でお別れです。

近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。

壁の装飾、なんだかむずむずする写真でお別れです。

旅の続きはまた書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!