遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
「迷える恋羊 – 懐古庭園 Vol.09 -」の撮影で鳥取に行き、島根にも寄った旅の記録を書きますね。
米子鬼太郎空港という名の通り、鬼太郎と色々なところで遭遇します。
ホテルへのバスも鬼太郎仕様で
米子駅にはねずみ男の自動販売機。
米子駅は電車が近くで見られ、
車庫に納まる車両達。
可愛い〜と撮影に夢中になってしまいました。
東京から地方都市へ行くと、主要な駅付近に人がいないということは驚きで、車社会なのだなと実感する瞬間です。私は運転が得意ではないので、積極的にペーパードライバーから脱却する気になかなかなれないのですが、お酒を飲まなくなった昨今、もしかして運転した方がいいのかもしれない。
こういう移動中、運転を代わることができたら便利だろうなと思うのですが、私の下手な運転ではみんながくつろげない気もします。
なぜ運転について考えてしまうかというと、マネージャーの運転でよく車酔いするから。何度言っても、駐車場に停める前に降ろしてくれないから(これがめちゃくちゃ酔う!)。
今回も少し気持ち悪くなりながらも、目当ての足立美術館へ到着。
ここの美しいと言われる日本庭園を訪れてみたかったのです。
雨ですが来訪者は多く、手入れの行き届いた庭園の美しさは期待通り。
雨に濡れる木を石を眺めるだけでも楽しい。
もちろん展示も充実、日本画や陶芸品をゆっくり見て廻りました。
以前島根を旅した時、タクシーの運転手さんにぜひと勧められた足立美術館、やっと訪れることができました。
そして道の駅広瀬・富田城へ。
静かで小さなこの道の駅は、
藍染め体験ができるようです。整然と並ぶ機織り機に圧倒されました。
羊羹など甘味と、
藍染めのハンドタオル、靴下を買いました。
味わい深い看板、時間があったら富田城跡も見たかった。またの機会にぜひ。
おみやげ買うの大好きなので、ついつい。
鳥取での食事はとても美味しくて、再訪したいお店が増えました。
帰りの米子鬼太郎空港で気づいたこと。
突然服飾の話になりますが、私は普段ワントーンコーディネートが好きなのです。つまり、青のボトムだったら、トップを水色にするとか同系色でまとめる感じですね。
それは場所によって、思ってもいなかった効果を引き出してしまう…空港で鬼太郎の装備を借りて撮影したら、まるで鬼太郎になるために準備してきた人みたいになりました。
ゲゲゲの鬼太郎は好きですが、これは全く意図していませんでした…
空路だと1時間20分くらいで羽田空港、あっという間に東京へ着いてしまいます。暗くなってからのフライトは帰宅の安堵より別れの寂しさが上回る気がします。
近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。これで今回の鳥取旅行の記録は終わりです。
背中に書かれた文字が素っ気なくてじわじわくる写真でお別れです。
また書きますね、それまでお元気で。
ごきげんよう!