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Yingge, Taiwan
2024.02.09

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?

台湾滞在中の朝食、左上の茶色い食べ物は何かというと…

筑前煮!
納豆もあるし、日系ホテルよありがとう。

今日は鶯歌(Yīng gē)という陶器の街へ行こうと思っているのですが、その前におやつを買っていこうかと。

ホテル近く可味包子(可味包子)へ。ここの蒸しパンがとても好みなのです。

バッグに入れておいてお腹空いたら食べようと思っていたのに、蒸したての魔力には抗えず、タケノコまん(脆竹筍包 Cuì zhúsǔn bāo)と黒糖花豆まん(Hēitáng huā dòubāo)を一気に食べてしまいました。花豆を煮た餡の甘さが丁度良く、朝食後なのにこれはあと2個くらい食べられそう…。

今日も臺鐵松山駅から乗ります。なんと駅中に京浜急行電鉄のパネルがありました。

人が少ないのをこれ幸いと撮影、満足。

鶯歌駅まで急行で3〜40分。あっという間に着いた感覚。

駅の装飾にも陶器が使われていて、期待が高まります。

駅舎の円い窓が可愛らしい。そういえば台湾ではUberが呼べるけど、まだ使ったことがありません。

台湾のタクシーは安くて街中ではひろいやすいのですが、運転が大胆な場合が多く、車に酔いやすい私はあっという間に乗り物酔いしてしまいます。なのでつい電車で移動したくなってしまうけど、試してみたい。

途中市場のような場所を通りながら、鶯歌陶瓷老街までは徒歩10分くらい。台北はビルが並ぶ大都市だけど、少し離れると昔ながらであろう景色に出会えます。

市場を見ると私は食材を買い込みたい衝動に駆られて困ります。旅先でキッチン付きのホテルを借りようかと思うのはこういう時(でもフィレンツェで借りたキッチン付きのホテルでは疲れ果てて全く料理をしませんでした…)。

たどり着いた鶯歌陶瓷老街は平日昼間のせいか、閑散としていました。

空いていると立ち並ぶ店をゆっくり眺められて嬉しい。

マグカップというかお茶を飲むカップが欲しい。

できれば小さな花瓶も欲しい。

急須も実は欲しいけど、これ以上増やすのは躊躇われる(中国茶用だけで5こある)。

など煩悩にまみれながらの散策。

具体的に欲しい物がある時って、なかなか決められないのは私だけでしょうか。

迷いに迷って結局購入に至りませんでした。

歩道橋の上から、鉄道ファンの子供と一緒に電車が通るのを眺めるのも楽しい街でした。

買い物はまた別日ということで、次は賑わっている時にも来てみようかなと。

この後新北市美術館にも行ってみたかったのですが、そこまで体力保たず。よく考えたら、美術鑑賞は私にとって体力が必要な行動、何かのついでは難しいなと思い、これまた別日に行こうと思います。

一度ホテルに戻りました。

買ってきたパンを食べて休憩。

台湾で時々買うこのパン、見た目はこんがりとしたメロンパンで味もメロンパン。なのにパイナップルパンなのです(菠蘿包 Bōluó bāo)。香港でよく見るので(香港が発祥らしい?)、中華圏ではパイナップルパンとして一般的な味なのでしょう。でも日本人としては口の中に広がるメロンパンの味に(メロンの味ではないけど)脳が混乱します。

そして学生の時によく食べていたメロンパンを思い出します。中にカボチャの餡が入っているメロンパンで、私のために作られたのだろうこれは!というほど好みの味でした。もちろん今はもうその店もなく、一緒に食べていたはずの友達に訊いてみたところ、全く憶えていなかったので、私の記憶の中だけのパンとなりました。

もう少し何か食べたいなと、ホテルのラウンジへ。

無料で飲み物と軽い食事ができるラウンジ、もちろん部屋の料金に含まれているので無料というのはちょっと意味が違うかもしれないけれど、お金のやり取りなしで気軽に飲食できる場所というのは、海外ではとても便利。慣れない会話に疲れた後で、食事に出るのが億劫になった時にとても助かります。特に今回はまだ体力が戻っていなかったので、ホテルに戻って一休みできるというのは支えになる。

やはり少し食べたら元気になって夕飯を食べにいく体力が戻りました。

スーパーマーケットに寄りおみやげ購入。

雲彩軒でもおみやげ。
前回風邪を引いていなかったらやりたかったことを叶えての帰国です。

そんな鶯歌の動画も良かったらどうぞ!Instagramでも見られます。

近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。

空港ラウンジで食べた可愛いぶたさん饅頭の写真でお別れです。

これで今回の台湾旅行記はお終い、次の旅までごきげんよう!