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Bangkok Monthly letter
2019.12.30

“HELLO!” dear my friends 

201912

遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
体調が良くないまま、タイに行ってきました。

201912

なぜ体調が良くないのに出かけるのか。
寒さに弱いので、暑い国へ行ったら元気になるのでは、という大いなる勘違いでした。

201912

「暖かい」ならともかく、「暑い」は身体に良くなかったようで、冬だというのにすっかり夏バテしていまいました。

201912

それでも意地を張り、病は気から!と何でもないふりをして観光してみましたが、1度どこかへ出かけるとその日はホテルで寝込んでしまうという体たらく。

201912

ワット・プラケオ、ワット・アルン、ワット・ポーなど主に寺院を巡ったので、世界平和のついでに自分の健康を願う情けなさ。

201912

帰国してから、沖縄の方が療養になったのではと思いました。

201912

旅先の変更をためらってはいけませんね。

201912

寺院への移動は、主に船を使いました。

201912

観光客用中くらいの空いている船、小さいボートみたいな船、住人も乗る船、3種類乗りましたが、どれも乗って暫くすると船酔いしてしまいます。

201912

船着き場に近いホテルで便利だったので、船酔いを我慢して乗っていましたが、これも体調を悪化させた要因なのではと疑っています。

201912

脆弱な自分にがっかりです。

201912

と、冴えない滞在だったのですが、念願のジム・トンプソン・ハウスへ行けたので良しとします。

201912

タイのシルク王ジム・トンプソン失踪についてのミステリー、「綺羅の棺 / 篠田真由美」「マレー鉄道の謎 / 有栖川有栖」「熱い絹 / 松本清張」を読み、いつか行ってみたいと思っていたのです。

201912

内部を日本語で案内してもらい、ガイドさんが動物の置物のひとつを「ポケモンみたいですね」と表現していたのが妙に嬉しかったです。内部は撮影禁止なので、その置物の写真がなくとても残念。

201912

そういえば、「熱い絹」の中で、“四十五歳の老嬢であった” という表現に衝撃を受けました。松本清張から見たら、私も老嬢なのでしょう。ところがその後の文章に、“まだ五十をちょっと過ぎたくらいの若さですが” と、男性のことを表現していたのです。男は五十過ぎても若くて、女は四十五歳で「老」が付く。書かれた時の時代性もあるのでしょうが、腑に落ちない表現です。

201912

移動が楽な場所、水族館にも行きました。
土日を避ければあまり混んでないので、各地の水族館巡り楽しいです。

201912

遠くて近い我が友よ、読んでくれてありがとう。
冴えない手紙になってしまってごめんなさい。

201912

スワンナプーム国際空港で、一瞬どこにいるのか分からなくなった店の写真でお別れです。
また書きます、それまでお元気で。
ごきげんよう!