遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
会津若松旅行記、鶴ヶ城、福島県立博物館、七日町の続きです。今回宿泊は東山温泉でした。
東山温泉は、土方歳三療養の地とのこと。
戦いの傷が癒える湯と考えると、体調がよくなりそうで気持ちが盛り上がります。
落ち着いた雰囲気の街並み、
老舗旅館の佇まいを楽しみながらの散策。
会津若松到着時にタクシーで宿へ荷物を置きに来て、観光後にバスで戻ってきた東山温泉は木々の香りが感じられ、夕方でも清涼感があります。
駅付近にも宿はあったのですが温泉の魅力は強い。くつろぎの宿千代滝での宿泊です。
ベッドであり、仕事ができる机があり、そして新滝という別館で源泉掛け流しのお湯に入れるのが嬉しい場所。
我が友よ、旅先で、この仕事ができる机(灯りと電源が近くにあるのも大事)というのがとても助かるのです。お茶を飲むくらいのサイドテーブルだと低すぎてMacBookを広げると腰が痛くなります。そして電源がないと冷蔵庫のを作業場としてポット用の電源を使ったりする時もあるのです。適切な高さで作業ができるとほっとします。
部屋に買ったお土産など置いてから別館の温泉へ。世を去ってから、こんなにも自分の名前が使われるとは思ってもいなかったでしょう。外で中であふれる土方歳三という名前。さらっとしたお湯に漬かりながらの考えごと。
戊辰戦争のことを思うと暗い気持ちになりますが、私は私の今を生きることに集中しよう、そう思うしかないのです。
平穏な時世、療養ではなく娯楽でこの地に観光客として来られるありがたさ。
少し苦い気持ちに染みる会津の日本酒はとても美味しい。
夕飯はブッフェだったので好きなものを好きなだけ食べました。郷土料理のこづゆという汁物と、いか人参が好み。いかと人参が合うのが不思議な感じはあるけれど、松前漬けの一歩手前感があって酒の肴として良い感じです。
会津のカツ丼は卵でとじない系でした。私は卵とじのカツ丼が苦手なので、時々地方で見かけるソースカツ丼がとても嬉しい。
そして朝食の納豆、その土地の物が出てくると幸せな気分になります。お城模様!
東山温泉のすぐ先に会津武家屋敷という施設があり、徒歩でも行けます。
私が行った時は中に殆ど人がいなくて順路を見失ってしまい、
気づいたら出口付近にいました。地図がある施設内で迷うとは。
ここのショップで買った栗の落雁は良かったです。苦手だった落雁が私の中で美味しいものとして認識されました。
近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。
ホテルの外壁にも土方歳三がいて驚いた写真でお別れです。
次が最後、会津若松編の続きはまた書きますね、それまでお元気で。
ごきげんよう!