遠くて近い我が友よ、お元気ですか?
特急あずさで松本へ行きました。
当初の予定、名古屋駅から松本駅へ特急しなので向かうのは雪の影響を考えあきらめて(前日大阪にいてスクールアイドルミュージカルを見ていたのでそのルートを考えました)、一度東京に戻り、新宿駅から松本駅へ向かうことにしたのです。
グリーン車中はすっきり赤でまとめられ、好みの雰囲気。乗り物酔いしないように、仕事はそこそこにしようと持参のおやつを食べ始めます(これも酔い対策の範囲に含めたい)。
あずさと言えば、私くらいの年代だと思い浮かぶ歌がある筈。そう、子供の頃に聞いた「あずさ2号」。ダイヤ改正で2号はなくなったそうですが、それより私が驚いたのは、今のあずさって白かったのかということです。昔の薄い橙色とえんじ色の印象がかなり強かったので、すっきりした形状の車体を見て時の流れを感じ、新鮮な気持ちで窓の外を眺め続けます。
進むにつれて建物が減り、
雪景色に変わっていく…大いに高まります。
寒いけれど松本駅に雪はなく、
さっきまでの雪景色が幻のようです。
電車の写真を撮る時に思うのは、銀河鉄道物語のこと。
私の空飛ぶ列車好きは銀河鉄道999から始まり、銀河鉄道物語へ繋がったのです。いつか宇宙へ向かう鉄道が見られるだろうと子供の頃は信じていましたが、もう生きている間には見られないのかもしれません。
自分の努力と関係ないところにある憧れは、どうつかんだらよいのかわからず、かといってあきらめるのも寂しい気がするのです。そんな時に創作物は心の支えになり、宇宙を移動するのが当たり前の作品がたくさんあってよかったと思います。
銀河鉄道物語はささきいさおさんが歌う主題歌の「銀河鉄道は遙かなり」が最高なのでぜひ聴いてくださいね。各所で何度も言っていますが大好きですこの曲!
と書きましたが、オリジナル楽曲の配信版はないようです。フルサイズを聴くにはシングルCDを探すか、ささきいさおさんのベストアルバムを入手するか…ハードルの高さはありますが、2000年代の硬派アニソンとして私からのお勧めです。
この時ホームには、同じく撮影している年配の女性がいました。「あの、写真に映っちゃいますけどいいんですか?」と話しかけてきたので、一瞬意図がわからず固まってしまったのですが、言葉が頭を駆け巡る数秒間で「写真撮るのに邪魔だからどいてください」という意味だと察することができました。
私は「写真を撮りたいので移動して頂いてもいいですか?」と言われた方が話が早いなとは思いましたが、自分が実際それを相手にさらっと言えるかは自信がありません(じりじりといなくなるのを待つ派)。だとしたら遠回しに伝えるのもありなのか? と暫し考えこんでしまいました。周りに人がいる時は自分が撮影の邪魔にならない位置を探ることを心がけようと反省。
そんな感じで新宿駅から松本駅まで、あずさに乗った動画です。Instagramでも。ぜひ見てくださいね。
近くて遠い我が友よ、読んでくれてありがとう。
次は松本城について書きますね、
それまでお元気で。
ごきげんよう!